コロナの影響もあり、残念なことに、宴会も少なくなってきました。「あぁ、飲みたい・・・」宴会では、席に着くとすぐに、「とりあえず生の人〜?」なんて気の利いた声が!
ビールが苦手な人もこの声がかかると最初だけ、と頼む人もいるくらい。
ですが!!先日行った沖縄料理屋ではこれが違ったんです!
Aさん:「とりあえず生の人〜?」
Aさん
とりあえず生の人〜?
Bさん
は〜い!
Cさん
私も!
:
Aさん
生4つお願いします!
店員
・・・
オリオン?プレモルですか?
私たちがさらっと言っている「生」は、当然メーカーも様々。もちろん、生ビールにも、正式な名前があり、それはビールにおける種類「ビアスタイル」で表現されます。
ビアスタイルは大きく分けると2種類!
・ラガー ・エール
ビールは発酵で作られるのですが、その発酵時の酵母の位置で決まります。酵母がタンクの下面にあって発酵するスタイルをラガー。酵母がタンクの上面にあって発酵する場合をエール。
とはいっても、どちらがどちらか、わからなくなりすよね(笑)
音を伸ばす棒「ー」が言葉の最後にあるのが下面発酵のラガー。それより早く「ー」が登場するのが、上面発酵のエール。と知っておくと忘れにくいかも。
実は、日本でよく飲まれている大手メーカーの「生」はラガーです!なぜ、大手はラガーなのかというと、下面発酵を製造する場合、それなりの設備を必要とし、その設備で差別化をすることが可能になるからです。
今回は、ラガーとエールについてお届けしましたが、ビアスタイルは原料や製法、香味などの特徴によって分類され、既に150種類を超えています!!毎回驚かされます。
「とりあえず」では終わらない、ビールの世界、ものすごく深いです!